いなかの豪族|権六権六記

某大学大学院の院生です。ロボット工学の計算アルゴリズムを研究していますが…

名門の軍事貴族 

修論(ロボットのアルゴリズム)があんまり進まないので…

以前から興味があった先祖について調べてみました。(素人なので間違いがあるかもしれません…)

どうやら先祖はS県にある神社(執行別当職)の出らしいです。

ということは先祖は伴氏(大伴氏の末裔)です。

大伴氏は、天地開闢以来(かなり古い)の名門の軍事貴族らしいです。(空海から大伴国道への手紙:高野雑筆集)

 

古事記にも遠祖(はるかに遠い先祖)である天忍日命が出てきます。天忍日命は、天孫降臨の際、天皇の先祖である瓊瓊杵尊(ニギギのミコト)を守護したと言われています。

時代が下って、神武東征の際には遠祖である道臣命八咫烏とともに先頭に立って神武天皇のために道を切り拓いたとも言われています。

大伴家持もこのような遠祖を誇りに思っており万葉集にも遠祖について述べた歌が収録されています。

また、大伴氏一門である佐伯氏(様々な系統がある空海は讃岐の佐伯直、今毛人は中央の佐伯宿禰)から空海、佐伯今毛人(東大寺建設の際工事の長官を担当、後に正三位まで登る)など凄い人達が出ています。

参考文献:佐伯今毛人:角田文衛:昭和43年:吉川弘文館